明るく清潔感のある空間づくりを心がけています。院内は段差のないオールフラットで、車いすやベビーカーのまま移動できるゆったりとした造りになっておりますので、くつろいでお過ごしください。
お子様連れの方も通いやすいよう、キッズスペースを設置しました。退屈しがちなお子様も、待ち時間を楽しくお過ごしいただけます。おむつ交換台もございます。
治療内容や計画については、カウンセリングルームでしっかりとお話させていただきます。プライバシーに配慮した空間ですので、周囲を気にせず何でも気軽にご相談ください。
院内感染防止のために、独立した滅菌室を完備しています。それぞれの器具に適した滅菌器を揃え、すべての器具の消毒・滅菌作業を実施しています。
摂食嚥下リハビリテーションのための専用室を用意しております。飲み込み方の指導や、顎・舌・のど・唇といった各器官の運動能力を高めるための訓練などを行います。
患者様が休憩をとったり、点滴を受けたりするための回復室を設けております。静脈麻酔を打った後など、ベッドで一時的にお休みいただくことが可能です。
従来のレントゲンは平面的でしたが、歯科用CTは3Dで立体的に口腔を撮影できます。歯や顎の骨、神経や血管の位置などを映し出せるため、精密な診査・診断を行うことができます。 親知らずなどの抜歯や、歯の根の治療、インプラントなどの精密な検査・処置が求められる治療には欠かせません。
鼻から細長い観察用の管を入れ、嚥下(飲み込み)の様子を観察いたします。のどの粘膜を直視しながら、唾液や分泌物がどのように溜まっているかを確認することが可能です。実際に食べ物・飲み物を摂食することで、嚥下機能について評価します。
患者様に歯や口腔の状態をリアルタイムで詳しく伝えられるように、口腔内カメラを導入しています。診療台に備え付けられた珍しいタイプで、写真も動画も撮影することができます。ミラーでは見えづらい奥の暗い箇所までしっかりと映し出せるため、モニターで気になる部分をご確認いただけます。
笑気吸入鎮静法とは、笑気ガス(酸素に亜鉛化窒素を混ぜたもの)を鼻から吸い込む麻酔法です。鼻にマスクを乗せ、笑気ガスを5分ほど吸入し、鎮静状態になったことが確認できたら、吸入を続けながら治療を開始します。 笑気吸入鎮静法は全身麻酔と違い、眠くなる・意識がなくなることはなく、意識がある状態で治療を進められます。治療が完了したら意識がハッキリするまで安静にしていただき、不調がなければそのままご帰宅いただけます。
診療室の空気中には、治療で発生する歯の粉、金属片、唾液、血液など目に見えない細かな粉塵が飛び散ります。 口腔外バキュームはこうした粉塵を瞬時に吸い込むことで、治療環境を清潔に保つだけでなく、院内感染のリスクを減らしています。
当院の滅菌室の特徴として滅菌工程は色によりゾーニング(区分わけ)をしており、感染の拡大を防いでおります。 ※ゾーニングとは具体的に、汚染区域、洗浄区域、滅菌区域を明確にすることを言います。 また、口腔内に入る全ての器具は滅菌パックに入れ、保管しています。
<3色カラーによるゾーニング>
器具に付着したウイルス・細菌を死滅できる滅菌器の中でも、「クラスB」と呼ばれる世界的に高水準のものを導入しています。 歯科切削用ドリルを回す機器であるハンドピースなど、使用した器具はこの滅菌器で滅菌し、患者様ごとに取り換えて院内感染防止に努めています。 そのほかにも、当院ではガス殺菌器やウォッシャー型の器具洗浄器なども導入し、衛生的な治療環境を心がけています。
<クラスBとは?> 歯科医院の滅菌では、高圧蒸気滅菌器(オートクレーブ)が広く使用されております。オートクレーブは、上からB→S→Nとクラス分けされています。 しかし、歯科医院で導入されているオートクレーブはほとんどがクラスNです。 クラスBオートクレーブとは、ヨーロッパの基準EN13060に準じたオートクレーブのことです。 このEN13060とは様々な種類の滅菌物(固形、包装、多孔性、中空のある物)を完全に滅菌可能ということを意味しています。 外科処置においてもより感染しにくい環境で治療を受けることができることになります。 滅菌のレベルを上げることは口腔内の環境に大きく影響するため、とても大切です。
<特徴> ●医療先進国ヨーロッパ規格の高いクオリティ ●徹底的な空気除去による真空蒸気滅菌が可能 ●複雑な形状の物や様々な種類の機材を滅菌可能
ガス滅菌器は大変高価な物でランニングコストが高く、1回の滅菌の行程に時間と手間などがかかるなどの理由により、 多くの歯科医院ではなかなか導入が難しいのが現状です。しかし、当院では確実な滅菌対策のためにガス滅菌器を使用しております。 高温になるオートクレーブにかけられない器具は、ガス滅菌器にかけています。 もちろん、患者様一人一人交換し滅菌しております。
<特徴> ●オートクレーブでは滅菌ができない ビニール類やプラスチックの滅菌が可能 ●低温度・低湿度で滅菌が可能
使い捨てできない器具などは、洗浄・超音波洗浄、滅菌といったステップで衛生管理を徹底して行っています。 最初の洗浄を行うのが、ミーレ ジェットウォッシャーです。 複雑な構造をした器具も含めて汚れを徹底的に洗浄することが可能で、 最後のすすぎは水温を93度まで上げて洗浄することで、 消毒・除菌もできます
<特徴> ●たんぱく質をしっかりと除去でき、感染リスクを減らします。 ●複雑な機器の外部のみではなく、内部もきちんと洗浄できます。 ●高い性能のフィルターを通した清潔な空気で温風乾燥ができます。